マイクロサージェリー

根管治療では治癒しなかった病変に対して外科的に治療を行います。しかし、なぜ根管治療では治癒しなかったのか、またほかの病名があるのではないか、と精査から行う必要があり、見誤ると外科的な治療を行っても治癒しない場合があります。

そのため診査診断はとても大切になりますし、そのためにしっかり時間をとります。

従来よりある根管治療の外科的処置（歯根端切除・意図的再植）は、CTの発展やマイクロスコープ、およびMTAにより予後成績があがりました（モダンテクニック）。当院では逆根管治療時の根管充填材として保険適応外であるためにMTAセメントを使用できます。また機材もありますので、もっとも高い予知性のあるマイクロサージェリーを行うことが可能です。

予後観察を通して治癒の状態を半年から一年かけて拝見し、状態をお伝えいたします。治療時の写真やレントゲン画像とともにみえる治療と、治癒のわかる治療を心掛けます。